Tajimi Custom Tiles

hinceタカシマヤ ゲートタワーモール店

Yoonkyung Jung

2024 | 愛知, 日本 | 乾式プレス成形 | 使用面積 31m²

—— 今回オリジナルタイルを導入してくださったショップは、どのような空間でしょうか?空間自体のデザインコンセプトもありましたら合わせてお願いします。

“hince“は、密度の高い豊富なカラーで一人一人の特有な雰囲気を作り上げ、潜在的な本来の美しさを表現する“Mood-Narrative”をコンセプトとするメイクアップブランド。自らの信念に確信をもち、より情熱的に生きる人生にインスピレーションを与えるブランドです。それぞれの人に備わる美を重んじる“hince”にとって、名古屋のタカシマヤゲートタワーモール店にブランドのアイデンティティをもたらすという意味で、タイルはとても興味深い素材でした。全て同じ形、色、サイズに見えるタイルですが、釉薬をかけて焼成すると、全く同じものはなく、それぞれの味わいが生まれます。 個々の美しさを高め、店舗ごとのアイデンティティを確立するために、”hince“は店舗をデザインする際にいつもその土地のものを取り入れるようにしています。TCTは名古屋に近い地域にあり、タイルという物質の中に”hince”の物語が含まれていて興味深く感じました。

—— その空間内のどのような場所にタイルを使用していますか?また、さまざまな素材がある中で、タイルを使用することにしたのはなぜですか?

タカシマヤゲートタワーモール店では、売り場のほぼすべてがタイルで出来ています。ブランドのアイデンティティを間接的に伝えられると考えたのが、タイルを採用した主な理由です。タイルという素材はとても面白いと思いました。一見するとタイルは同じ色、同じ形に見えますが、高温で焼成することで、サイズや釉薬の色に微妙な変化が起こり、一つ一つがユニークなものになります。

—— オリジナルタイルをデザインする際に、特にこだわったポイントはどのような点でしょうか。

今回私たちは、直接オリジナルタイルをデザインしていませんが、イ・カンホとTCTのコラボレーションタイルをこの店舗で使用することにとても興味を持ちました。お客さまにブランドのアイデンティティを奥深く届けられたと思います。

—— タイルという素材にはどのようなイメージを持っていましたか?今回の制作で、タイルという素材について何か新たに発見したことや感じたこと、可能性などはありましたでしょうか?

TCTとタイル制作をする間、釉薬を施すことで更にテクスチャーが変わることを知りました。また、さまざまな形状を使えば、内装・外装の仕上げに限らず、もっといろいろなデザインを生み出すことができ、アート作品のメディアとしても活用することができると知りました。

—— 実際に、多治見でタイルを制作された感想をお聞かせください。多治見でタイルを製造することの良さ、ここがおもしろかった、驚かされたなど、もしお気づきの点があればお聞かせください。

デザイナーの意図をしっかり理解してくれ、プロの技で正確に制作してくれました。TCTデザイナーが思い描いたものを正確に表現できる、大きな可能性の空間を提供してくれています。